スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

12年めのDolphin Magic Part2 フロリダ

Attention
しばらくは「台湾で感じたこと」を記載します。    Hide!


2年ぶりのフロリダ。
現地のスタッフは、私を温かく迎えてくれた。

私が参加するセラピープログラムは
「障害をもつ子供たちと、その家族」が対象である。
単に「イルカと泳ぐ」だけではなく、
理学療法、音楽療法、アートセラピー、Watsu鍼灸治療など
さまざまなメニューが提供される。

注目すべきは「子供たちの一番の社会的要素」である
「家族」に対しても、なんらかのアプローチを施すことである。
日本だと「障害」そのものだけに注目してしまうが
実際に我々が子供と接する時間は、一日の中でほんの僅かだ。
他の多くの時間を、彼らは「家族」と過ごしている。
その「家族」へのケアを10年前から考えているのがこのプログラムだ。
そして、このプログラムにスタッフとして参加できることを
私は「誇り」に思っている。


例年なら、多くの子供たちが家族単位で参加するが
今年は「新型インフルエンザ」のおかげで参加者が極端に少ない。

プログラム初日、参加家族と面会の後に
Swimming Skill のチェックを行う。
参加した子供は、脳性マヒ。
一人で歩くことも、姿勢を変えることもできない。
当然、泳げるわけではない。
そんな彼に、なんとか海の中に入ってもらうため
さまざまなFloating Device を付ける。

具体的には、こんな感じだ。
 ・胴体部に「救命胴着」様のDeviceを付ける。
 ・さらにそのまま、浮き輪を付けさせる。
 ・首が据わっていないので、頸部にもネックサポート状の浮き輪を巻く

しかし、「浮力」が強すぎるためか、頭部が安定しない。
いや、姿勢反射が出ているようにも思える。
仕方なく両足に0.5kgの重錘を巻いて
「足を重く」して頭を安定させた。
彼は、毎回、海に入るたびに、
この「重装備」をすることになる。。。。

はたして、彼は「快適」なのだろうか???
ふと、そんな疑問が湧いた。

もし彼が、この状況を「不快」と感じていたら
海の中でイルカと遭遇しても
「不快」の感情が先立ってしまうのではないか??
もっと、彼に最適の環境を作れないだろうか??

現地スタッフに聞いてみたが
「海の中では、子供の安全が第一だ」
との答しか返ってこなかった。

確かに、海は人間の世界ではない。
それこそ危険が一杯だ。
そして、このタイプのプログラムでは
「安全・無事にプログラムを終わらせること」が
もっとも大切なことだ、ということも理解している。

しかし、いま、そこまでして、
この子をイルカと泳がせる意味があるのだろうか??
単に「大人側のエゴ」のような気がしてならなかった。

イルカは「特効薬」ではない。
海の中でイルカと出会うということが
障害を取り除くことにはならない。

「イルカが人間を癒す」というが
そのためには人間側の感受性が必要だ。

それに、イルカだって「人間を癒そう」と
海の中で待ち構えているわけではない。

プログラムの趣旨に疑問や問題があるわけではない。
むしろ、素晴らしいことをやっているはずだ。
私は、このプログラムにスタッフとして参加出来ることを
本当に「誇り」に思っている。

しかし、この2年のあいだで、確実に「何か」が変わったようだ。

私は、はじめてこのプログラムに「違和感」を覚えた。

2年ぶりのフロリダは
初日からこんな状態で始まってしまった。
そして5日間、無事にプログラムは進行していった。
私は毎日、「違和感」と闘わねばならなかった。

早く日本に帰りたい。
こんな気持ちになったのも初めてだった。


To be continue
スポンサーサイト

comment

Secret

プロフィール

Hideyuki  Sato

Author:Hideyuki Sato
★あん摩マッサージ指圧師
  鍼灸師 理学療法士
★フェルデンクライス・プラクティショナー

  

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
FC2カウンター
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。